- 2005年7月 2日 02:04
- 読書
前回に続いて本の話。
コメントへの返信だったのですが、けっこう量が多いので見やすいこちらへ
>チャッピーさんへ
はじめまして、コメントありがとうございます(^-^)/
とりとめもなく書いているblogですが、訪問してくれる方がいるのはうれしいものです。
お勧めできるほどの量を読んでいるわけではないですが、私のわかる範囲でよかった本を紹介してみます。
雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays
題名の通り幸福について考える本。とは言っても内容は、頑張れば報われる的な精神論ではなく、著者の言葉を借りるなら「人生の八割は、経済的・社会的・生物学的な土台によって決定されている」とした上で、社会の様々なシステム(年金・教育・医療・資産運用等)と個人の幸せについて持論を展開している。
読みやすいが、内容は濃い本。
性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム
個人的に、思い入れがある本です。
大学生の頃、私にしては珍しく落ち込む時期があったのですが、そのときに図書館でふと手に取った本です。
分厚い本なので、序盤のエニアグラムの歴史云々はすっとばして分析から入る方が楽しめるかと。初めから最後まで読みきるというよりは、ある時、あっと思って本を開けるといった使い方が多い本。
エニアグラムというと眉唾なイメージがあったのですが、この本は体系で分類された性格の描写が緻密で、基本のタイプが9つ「人を助ける人」「動機づける人」「個性的な人」「調べる人」「忠実な人」「熱中する人」「統率する人」「調停する人」「改革する人」にウイングと呼ばれるサブタイプを含めると18通り。
さらに、同じ性格のタイプでも「健全~通常~不健全」までの段階が9つ。
それぞれの状態で、各タイプが欲すること恐れることに対してどういう反応をするか?を深い洞察力で分析しています。
大学生の頃は、抜粋したものをコピーで持っていましたが、社会人になって、これまた珍しく(笑)落ち込んでいた時に、偶然、本屋で発見。
思わず購入(大人買いできました。笑)。
読み返せばその都度、新しい発見があり、羅針盤のような方向性を示してくれる。
そんな印象をもった本です。
モラル・アニマル〈上〉
モラル・アニマル〈下〉
進化心理学系。賛否両論ある内容だと思います。
利他主義、同情、共感、愛情。。。などの感覚は遺伝子を元に生じていると言う説を元にモラルについて語った本。
俗っぽいテーマの章「男と女の別れ得ぬ理由」「1夫1婦制は女に不利である」もあって、内容もこの手の本にしては、読み易いのですが、「だれも知らないウソと自己欺瞞」「自然なことなら許されるのか?」の章のあたりは、自分で自分を(ある程度)コントロールできていると思い込んでいる人ほどゾッとする内容ではないかと思います。
人間、見たいものしか見ないと言う欲求に逆らって、違う視点を与えてくれます。
もし、今よりもっと歳とってから初めてこの本を読んだら、あまりのヤバさに燃やしてしまうなぁと思うくらいのパラダイムシフトがあった本です。
竹下久美子氏の前書きは、読まないほうが正解です。過激な面を強調しすぎて本全体の趣旨とはズレているようなので・・・
まぁ、本に何を求めるかで、本のジャンルや感想は全く違うと思いますので、なんともいえないですが、自分にとって心に残るよい本と出会えるとよいですね(^-^)
